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2018.11.2 お知らせ

特許取得のお知らせ

この度弊社が出願しておりました「本人確認システム、方法およびプログラム」について、以下のとおり特許を取得したことをお知らせいたします。

  • 特許番号            第6446676号
  • 特許登録日        平成30年12月14日
  • 発明の名称        本人認証システム、方法およびプログラム
  • 特許権者              株式会社サイバーウェア

  –  背景  –  

従来から顔や虹彩などの生体情報を用いた本人認証システムは、空港の入国審査、建物の入館審査やスマートフォンのユーザ認証などにおいて、本人を認証する手段として知られています。

顔や虹彩などの生体情報を用いた認証は、指紋、静脈などの生体情報を用いた認証などと比べると、利用者が認識装置に手や指をかざす必要がなく両手が自由になるなど利便性が高いため、近年急速に普及しつつあります。

一方で、顔や虹彩などの生体情報を用いた認証システムにおいては、登録者の顔・虹彩の写真や画像を利用してセキュリティを解除しようとする、いわゆる「なりすまし」ができてしまう、という問題があることが知られております。

  –  特許の概要  –  

第三者が事前に予測して動画を準備できないような動的な情報を、顔の中でも反射しやすい部位である目の表面に映し、その鏡像を一般的なカメラによって撮影し、画像情報を解析することで事前に撮影された「なりすまし」画像でないことを判断する仕組みです。

この特許技術は、特殊な装置を必要とせず安価に導入することができます。空港の入国審査システム、工場などの建物における入館審査システム、スマートフォンやタブレット、コンピュータ端末における利用者認証に組み込むことにより、個人情報の保護となりすましを未然に防止することを実現します。