FRONTEX ガイドラインやICAO Doc9303 に準拠
空港等の出入国eGate の運用に必要なすべてのソフトウェアコンポーネントを提供するミドルウェア製品
*1) 欧州対外国境管理協力機関
顔認証はもっとも扱いやすい生体認証の一つであり、ICAO のe-Passport の仕様においてもMandatory とされています。 採取も容易で利用者がデバイスに接触する必要がなく、コツが必要ということもありません。 しかし現時点で顔認証は、指紋認証や虹彩認証と比較して認証精度が低いのも事実です。 こうした背景から、IDEA Gate for Immigration では顔認証で十分なスコアが得られなかった場合に、 更に指紋認証(1指、複数指)、虹彩認証と複数の生体認証を行い、そのスコアを総合的に判断して認証結果とするマルチモーダルバイオメトリクス認証を実現しています。
組み合わせ例:[ IC読込み ] ⇒ [ 顔認証 ] ⇒ [ 指紋認証 ] ⇒ [ 判定 ]
下記の例では、パスポートの検証後、最初のバイオメトリクスは「顔認証」を行います。 ひとつの認証で、本人/本人とするには不十分/他人、という閾値を設定しています。「顔認証」で本人とするには不十分な照合結果となった場合、2番目のバイオメトリクス情報として指紋情報を取得して認証を行います。 更に、本人とするには不十分な場合、最後に虹彩認証を行います。バイオメトリクス認証の組み合わせや順序、閾値はご利用の環境やセキュリティレベルに合わせて柔軟に調整を行えます。
組み合わせ例:[ IC読込み ] ⇒ [ 顔認証 ] ⇒ [ 指紋認証 ] ⇒ [ 虹彩認証 ] ⇒ [ 判定 ]