公的身分証チェック「IDさくさくStandard」に、持参人が個人情報の提示範囲を指定する「プライバシー保護モード」を追加。さらにRPAと連携しやすくなりました。
高度な偽造チェック機能を持つ「IDさくさく」シリーズの新バージョンをリリースしました。「IDさくさく」シリーズは、これまで行政機関、金融機関、人材派遣会社、学校など、厳密な身分証チェックが必要なお客様に利用されてきました。新バージョンでは「プライバシー保護モード」と「RPA連携機能」の2つの新機能を追加して、利用者の利便性を向上、より幅広い業務での利用が可能となりました。
「プライバシー保護モード」では、持参人は身分証を渡さずに必要な個人情報のみを自分で指定(*)して、担当者に提示できます。例えば、年齢確認のみなら「年齢18歳以上」を選択します。担当者には、顔写真と18歳以上であることのみが表示されます。身分証に記載されたその他の情報を目的外に見られることなく、必要最低限の情報のみを担当者に提示できるため、顧客のプライバシーを守り、企業の情報管理のリスクを軽減することができます。
(*)「プライバシー保護モード」をご利用の際には、身分証持参人用の別途ディスプレイ(推奨サイズ1920*1080)・入力用キーボード・マウスが必要となります。
個人情報の提示範囲につきましては、個別カスタマイズも対応可能です。他システムとの連携も承ります。
ICチップから読み取った情報をフォーマット変換と補完を行い、RPA(*)での業務連携を容易にします。例えば、和暦で記載された生年月日情報を西暦に変換して表示します。人事労務などの業務で既存の業務システムや、Excelに身分証記載の情報を入力する際の手間と、精神的負担を省くことができます。RPAを使って、業務フローを変更することなく、ICチップから読み取った情報を活用できるため、業務の効率化に大きく貢献します。
(*)「RPA連携機能」を使う場合、事前準備としてRPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が必要になります。
(*)画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する光学文字認識機能。
※ RPA連携画面で使用できるフォーマットは、RPA連携画面表示項目一覧をご確認ください。
※ RPA連携画面ではRPAツールが読み取り結果を参照しやすくするため、テキストでの表示となっております。検証結果がNGの場合でも、色の変更やエラーメッセージは表示されません。顔写真や券面画像も表示されません。
これらの新機能により、公的身分証の偽造検知機能は従来通りで、幅広い業務や業種での利用が可能となりました。株式会社サイバーウェアは、「CONNECT つなぐ技術」「PROTECT まもる技術」「COMMUNICATEつたえる技術」中心に、さまざまなセキュリティソリューションを開発する企業です。今後も、お客様のセキュリティとプロダクティビティに貢献するソリューションを提供して参ります。
IDさくさくStandardと「デスクトップ向け Power Automate」の操作・連携方法について、動画をご確認ください
参考URL:
Power Automate | Microsoft Power Platform
無償提供のPower Automate Desktopでフローを自動化しよう!
Power Automate 用語集 – Power Automate | Microsoft Learn
UI 要素を使用して自動化する
※ Microsoft、Windows、.NET Framework、デスクトップ向け Power Automate、その他のマイクロソフト製品およびサービスは米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ その他文中に記載している社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
(*)「プライバシー保護モード」をご利用の際には、身分証持参人用の別途ディスプレイ(推奨サイズ1920*1080)・入力用キーボード・マウスが必要となります。
「RPA連携機能」を使う場合、事前準備としてRPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が必要になります。
IDさくさくStandardの詳しい情報は、下記のリンクからご確認ください。
IDさくさく製品のご紹介
IDさくさく体験版ダウンロード
製品に関するお問い合わせ:sales@exm.cyberware.co.jp までご連絡ください